楽しく感慨深い20分間
2025年3月14日 15時30分先日、20分間程度ですが、小学4年生が中学3年生とドッジボールをしました。
きっかけは11日(火)。小4生の授業中の会話でした。「他の学年とお楽しみ会がしたい」という話になり、どの学年がいいか尋ねると「中3がいい」という一言・・・。中3生の卒業式も近く、予定もいっぱいで無理だろうと思いつつ、放課後に中3生担任のもとへ相談しに行くと「卒業式練習だけど、13日の4時間目ならいける!」と言っていただけました。そこで、中3生にはサプライズということで4年生で話し合い、みんなでドッジボールをすることにしました。
4時間目、小4生が中3生の卒業式の練習中にこっそり体育館に入り、「中学3年生のみなさん、あ~そぼ~」と叫ぶと、中3生が驚きつつも笑顔で「いいよ」と迎えてくれました。
それからは運動会の赤組白組に分かれてドッジボールスタート!中3生は下投げというハンデがあったものの、和気あいあいとした雰囲気でドッジボールをすることができました。
最後に中3生の1人がコメントしてくれました。「みなさんは私たちが小学6年生の時に小学1年生だった子たちです。なので、こうして一緒に遊ぶことができてとっても嬉しいです。」
今考えると、このようなつながりがあったからこそ、小4生から「中3生がいい」という一言が出てきたのかなと思います。この20分間が、興居島小中学校ならではの経験として、子どもたちの心に残ってほしいと思います。