興居島小・中学校日記

地域の方からいただいたお菓子(小学校)

2020年5月14日 08時45分

 昨日、小学生は、地域の方からいただいたお菓子を持ち帰りました。このお菓子は、4月20日に参加されるはずだった「島四国巡り」のお接待でいただけるお菓子です。

 興居島小中学校のみんなは、毎年興居島で開催される島四国巡りに参加しています。

 

【島四国巡りとは】

 興居島の島四国では、由良の観音寺を一番として、船越・泊方面から島の沿岸ぞいを歩き、島を一周して八十八番をまた観音寺で迎えます。島四国八十八か所を歩いたお遍路さんたちは、四国八十八ヶ所を歩いたのと同じ御利益があると伝えられています。島四国八十八ヶ所の縁日は、毎年4月20日と21日です。道のりは短く、短時間でお参りできるし、お接待などの風習が根強く残っているので、本四国参りとは一味違うお遍路が楽しめると人気だそうです。

 

 興居島小学校のみんなは、毎年縦割り班に分かれて、船越を起点に、泊方面・由良方面のどちらかを選んで歩いて島四国を巡ります。島のお寺や、祠などで手を合わせ、家族の健康やみんなの幸せなど思い思いのことをお祈りします。

 

↓ 写真は、昨年度のものです。

 お参りをしたらお接待をいただけます。空のリュックサックがパンパンになるくらいいただけるので、子どもたちは大喜びです。

 優しいお兄さん・お姉さんに手をつないで歩いてもらったり、興居島のきれいな景色を眺めながら進んで行ったりして、興居島のとてもすてきな行事の一つです。

 今年度は、コロナウイルスの影響で子どもたちは島四国巡りに行けませんでしたが、準備されていたお接待のお菓子をいただきました。コロナウイルスが早く収束をむかえるように、みんなの健康が続くようになど、手を合わせてからお菓子をいただくのもいいですね。