歯磨き巡回指導がありました!(小学校)
2020年6月20日 15時54分6月17日(水)に歯磨き巡回指導がありました。今年は、縮小されて葉の染め出しと歯磨きの実践はありませんでしたが、学年に応じて歯の仕組みや歯磨きのポイントを教えてもらいました。歯ブラシチェックでは、毛先が開いていないかの確認と、「自分の歯に合った大きさか」「毛先が細かったり山切りカットになったりしていない、平らな毛先のよく歯垢が落ちる歯ブラシになっているか」なども教えてもらいました。
「乳歯は抜けるから虫歯になっても大丈夫」と思っている人はいませんか?乳歯の歯茎の下には、すでに永久歯が待っていて、乳歯を蝕む虫歯菌は、根っこに待機している永久歯にも影響を与えます!!また、生え変わりたての永久歯はまだまだ柔らかく、しっかり硬い大人の歯に固まるまで3年はかかるそうです。なので、今、小学生のみんなの歯をしっかりと歯磨きしてケアすることはとっても大事なこと!ということを学びました。
歯ブラシの動かし方にもポイントが!「小さく速く」歯ブラシを動かすことです!!これが、歯科衛生士さんにお手本を見せてもらうと、とっても速い!でも、汚れがあっという間にピカピカに!子どもたちのスピードも、まだまだ訓練が必要な様子・・・
この日は、歯科衛生士さんが6年の給食に一緒に入っていただき、みんなの噛む様子を見ていただきました。「食べるのが速いですね・・・」と・・・「噛ミング30(かみんぐさんまる)【一口30回】をがんばって!」と御指摘いただきました。唾液の中には、虫歯を予防する成分が含まれているため、噛めば噛むほどよいそうです。1年生は歯磨きの様子も見ていただきました。良い姿勢で、正しく歯ブラシを歯に当てる!とっても大事だそうです。
放課後は、学校保健委員会で小中学校の先生たちも研修を受けました。先生たちも歯ブラシチェック、磨き方チェックをしてもらいました。「小さく速く!」は、本当に難しい!先生たちも「もっと早く動かしてください!」「歯に直角に歯ブラシを当ててください!」と実践指導していただきました。
今年度、興居島小学校は、松山市口腔内疾患対策研究モデル指定校に当たっています。子どもたちの歯と口腔内の健康を守るため、子どもたちも先生も一緒になって取り組んでいきます。週に1回、歯磨き後にフッ化物洗口も始まっています。歯科衛生士の先生曰く、歯科衛生士の国家試験にも「虫歯の予防に効果があるものは?---”フッ化物洗口”」と出るくらい、その効果が認められているそうです。子どもたちは「ブクブクキラー♪」の楽しい音楽に合わせてブクブク洗浄しています。御家庭でも、歯磨きの様子を見て頂いたり、歯ブラシの衛生状態をチェックしていただくなど、保護者の方々もおうちでの見守りの御協力よろしくお願いします。