興居島小・中学校日記

高学年道徳「志を立てる」(小学校)

2020年7月29日 08時00分

一学期最後の高学年の道徳は「志を立てる」。
松下幸之助さんの生き方から、高い目標をもち、それを達成するために必要なことについて考えました。

  

授業の中盤で「このままではだめになってしまう」という、松下幸之助さんが、志を新たにする場面の言葉に注目した子どもたちは、教師が前に書いた図を指して、「図が違うと思うんです。」と自分たちで、志、努力、結果の関係を表す図を再構成始めました。

一人が書いた図を見て、しっくりきたとうなずく子どももいれば、「何か違うんよね。結果の下に志があって…」とつぶやく子どももいました。

子どもの言葉を拾いながら完成した図は、志は努力の根っこの部分で、努力の中には志が芯として通っていること。努力の先には結果があって、そこから新たな志が生じることが分かる図になりました。

その図を基に、「じゃあ、志をもって達成しながら生きていくには何が必要?」とたずねると、
『(よい結果も悪い結果も)結果を受けて努力すること』
『そのときの志を達成するために努力すること』
『(どんどん)目標を大きくしていくこと』
といった、課題に対する答えを聞くことができました。

意見を出し合い、よりよい意見を見付けていく、とても楽しい時間になりました。

二学期も楽しんで道徳の授業をしましょう!