興居島小・中学校日記

興居島小・中学校 一人一研究授業

2021年5月21日 14時12分

興居島小・中学校では一人一研究授業として、1年間に最低1回は、みんなの先生に授業を公開します。

参加された先生方に色々な意見をもらいながら、より楽しくなるような授業となるよう研修を深めています。

今年のテーマは「ICTの活用(タブレット端末を使って)」です。

松山市から昨年度末に、生徒一人一人に各一台のタブレットを配備していただきました。

また、タブレットと教科書を置くと机が狭く不便だという生徒の意見を受けて、PTAの御厚意で、机を広く使う補助具も用意しました。

このタブレットを使うことによって、より一層授業を楽しくするためにはどうすればいいかと各先生方は試行錯誤しています。

タブレットの使い方を工夫したり、配信するコンテンツを工夫したり、タブレットやテレビ画面、黒板、生徒のノート、教科書などをどのように1時間の授業の中で使うと効果的かなどを考えたりとそれぞれの視点で取り組んでいます。

本日5月21日に先陣を切って、中学校1年生の数学の授業が行われました。

 中学校だけでなく小学校の先生方も参加してくださいました。

参観する先生もソーシャルディスタンス、3密を避けて感染症対策も忘れません。

 小規模校ならではの利点です。

 

実際の授業では、コンピュータでの計算練習は、ゲーム感覚で書く必要もないので早く効率的でした。

練習問題を解いて提出するとコンピュータが丸付けをしてくれ、集計もしてくれます。

最初は、分配法則を長方形の図形を使って考えさせる内容でした。

図形を画面上で移動させることにより「アー」そうなんだと生徒たちは納得していました。

ノートの写真を撮って送ったり、タブレット上で書き込み発表したりと生徒達もタブレットを駆使して課題解決に努めていました。

 

 

先生たちの勉強にもなりましたが、

生徒達の授業中の笑顔と真剣な眼差しが、今日の一番の成果だったと思います。

今後も、児童・生徒達の笑顔と真剣な眼差しのために日々研修に努めてまいります。