紫だちたる雲の細くたなびきたる・・・
2026年2月16日 07時30分先日の出勤時。いつものように海の方を見ると、きれいな細長い雲が。有名な一節を思い出しました。
「春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは、すこしあかりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。」
6年生が国語科で学ぶ、清少納言の「枕草子」の一節です。
「春はあけぼの(日の出前)がいい。だんだんと白くなっていく空の、山に近い辺りが、少し明るくなって、紫がかった雲が細長く横に引いているのがいい。」と平安の世に清少納言が書き表しているような風景が、令和の今でも見られると思うと、その美しさだけでなく、大昔と変わることのない姿を見せ続ける自然のすごさを感じます。
先日、6年生が藍染の体験をしました。伝統的な技法から生まれる自然な美しさに心を動かされていたようです。新しいものがどんどん生まれてくる、変化の激しい今の時代。不易流行と言われますが、新しい世の中に対応していくためにも、時には立ち止まって、古くからある美しいものや大切にしたいことに目を向ける時間も大切にしたいなと思います。