小学3・4年生は、総合的な学習の時間で福祉について学んでいます。今回は、高齢者や障がいのある方の気持ちを理解することを目的に、介護体験を行いました。

まず、老化に伴う体の変化や体を自由に動かせなくなった際に使う道具についてお話を伺いました。杖や歩行器の使い方、体の半分が不自由になったことを想定した補助の仕方を学び、実際に体験しました。声を掛けながら優しく歩く姿が見られるなど、思いやりある行動が自然と生まれていました。

次に、車椅子の体験を行いました。基本的な乗り降りの方法、進め方や曲がり方、ブレーキや足・腕の位置に気を付ける大切さを知った後、実際にコースを通って操作を練習しました。介護する側・される側の両方を体験し、相手に寄り添った関わりの大切さを実感することができました。
今回の体験を通して、福祉に関する理解を深めるとともに、相手の立場を考えて行動することの大切さを学びました。今後の学習にもつなげていきたいと思います。
中学生は、昼休みに「水軍太鼓」の練習をしました。10月4日(土)の本番に向けて熱心に取り組んでいます。

「船踊り」は船越和気比売神社(ふなこしわけひめじんじゃ)の秋の祭礼に演じられる芸能です。
今日は、地域の皆さんが「船踊り」の海上の舞台を準備されているところを見学に行きました。

このような舞台で「水軍太鼓」を演奏させていただくのは、本当に貴重な体験になります。
緊張感が増してきたような気がします。本番は、奉納にふさわしい、勇壮な演奏となるよう、頑張りたいと思います。
<和気姫様>のお話について紹介します。
昔、興居島の漁師で「和気五郎太夫」という人がいました。
「和気五郎太夫」は毎日船で漁をしていたのですが、ある日、見慣れない「つぼ」が波間をゆらりゆらり漂いながら船に近づいてきました。
「つぼ」を船に引き上げて中を覗いてみると、12歳ぐらいのかわいらしい女の子が入っていたのです。
子どものいなかった「和気五郎太夫」は、自分の娘として大事に大事に育てました。
美しい娘であったので、<和気姫>と呼ばれるようになりました。
やがて<和気姫>は、伊予の豪族の男性と結婚して、三人の男子を産んだといいます。
第三子の小千御子(おちみこ)の母が住んでいた島ということで、母子島(ぼごしま)と呼ばれていましたが、江戸時代から、興居島と呼ばれ
るようになったといいます。
現在、中学校1・2年生は、新人戦に向けて、部活動に熱心に取り組んでいます。放課後には、体育館から元気な声が聞こえてきます。3年生は、学習相談の時間を生かして学習に取り組んでいます。昼間はまだまだ暑いですが、朝夕が過ごしやすくなりました。山からはコオロギや鈴虫の音が聞こえてきますし、ツバメの雛たちは、しきりに飛ぶ練習を繰り返しています。季節は確実に進んでいるようです。秋を感じながら、それぞれの目標に向かって、日々を充実させましょう。
本校では、4年生から6年生までの児童が委員会活動に取り組んでいます。今回は、その様子をご紹介します。

まず運営委員会は、来週に迫った小中合同壮行会に向けて応援練習を一生懸命進めながら、内容の最終確認も行っています。給食・広報委員会は掲示物作成や放送原稿の確認に取り組んでいます。保健・福祉委員会は「メディアとの正しい向き合い方」をテーマにしたプロジェクトをスタートさせました。飼育・栽培委員会は、過去に亡くなったウサギのお墓が劣化してきたため、新しいお墓を作る計画を立てて現在作成中です。
それぞれの委員会が上級生として、学校生活をよりよくし、学校行事を円滑に進めるために準備を進めています。みんなのおかげで楽しく安全な学校生活が成り立っています。4~6年生、いつもありがとう!
今日の昼休みは、「水軍太鼓」の練習を行いました。
今日は、締め太鼓のリズムがそろうように確認しました。お互いに声を掛け合って修正する様子がうかがえました。
先生からも細かな指示が出て、締め太鼓を担当する生徒は良い「ばちさばき」ができているか、振り返りをしました。

全体での演奏になると、迫力も出てきました。掛け声もしっかりしてきました。
太鼓のリズムに合わせて体も動いている生徒もおり、雰囲気に勢いが出てきています。

10月4日の本番に向け、もう一息頑張って、よりよくしていきたいと思います。
一打一音を大切にしていきます!
小学4年生は社会科の学習で、自然災害から命を守るための学びを進めています。今回は、愛媛県や松山市の防災の取組に続き、学校の防災設備について調査しました。
最初に、かまどベンチを見学しました。普段は何気なく目にしている設備ですが、実際に中を見るのは初めてで、給水の仕組みや必要な準備が整えられていることを知ることができました。

続いて、防災備品の確認を行いました。発電機や簡易トイレ、毛布、非常食など、多様な備品が揃えられています。また、避難所運営セットには衛生用品も含まれており、安全と衛生が守られる工夫があることが分かりました。
今回の調査を通して、子どもたちは防災の大切さを知り、もしもの時に自分の命を守るためにどんなことができるのか、これからも考えていきます。
佐賀関港を出発し、船の中でおにぎり弁当をいただき、しばらくの間おしゃべりタイムでした。心配していた船の揺れもほとんどなく、快適な船旅でした。
船内でバスに乗り込み、高浜港に向けて出発。バスレクではゲームやクイズ、歌で盛り上がり、子どもたちはまだまだ元気いっぱいです。が、周囲が暗くなるにつれて少しずつ静かに。さすがに疲れたのかと思いましたが、最後のトイレ休憩で全員復活。残りの時間をしっかり楽しみました。
まもなく高浜港に到着します。とてもいい修学旅行でした。お世話になった方々への感謝の気持ちや旅で学んだ多くのこと、たくさんできた楽しい思い出を胸に、これからより大きく成長していってほしいと思います。