小学校で校内オリエンテーリングを実施しました。2班に分かれ、校内の各所にいる先生のもとへ行き、それぞれの先生から出されるミッションに挑戦して得点を競いました。輪投げ、フラフープ、豆つかみ、ジェスチャー伝言ゲームなどで楽しみながら活動しました。

得点を順調に伸ばす班もあれば、早めに終わってしまって得点が伸びない班も・・・。しかし、どの班にも笑顔が絶えず、楽しいひとときとなりました。

どの班もみんなで協力しながら、1時間たっぷりと活動を楽しみました。子どもたちにとって、学校生活の楽しい思い出がまたひとつ増えたことと思います。
今日は、中学生を対象に図書館支援員さんより「読み聞かせ」をしていただきました。
委員会活動からの要望で、図書館支援員さんにお願いすることとなりました。
学年ごとに、図書館支援員さんから、2冊の絵本を取り上げての「読み聞かせ」をしていただきました。
1つ目の絵本は「月」にかかわるお話。2冊目のお話は「おにぎり」、「手」にまつわるものでした。

中学生の1年生から3年生までは、幼児がお話を聞くように、静かに静かにお話に聞き入っていました。

図書館支援員さんから、今日は「中秋の名月」であることから「月」にまつわるお話をチョイスされたことなどもお話いただきました。

また、絵本の魅力や読書の大切さもお話しいただきました。
その後、国語の時間に、実は図書館支援員さんは「隠しテーマ」を持たれてお話をされたのではないのか?という話し合いをしました。
世界中の人が、同じ月を見上げるけれど、その月の下ではうれしいことや悲しいことがあること。「おにぎり」「手」のことについては、食べるこ
とができることへの感謝、手を取り合うことの尊さなど、いろいろと確認しました。
「読み聞かせ」をしていただくことで、中学生でも絵本のすばらしさに気づくことができましたし、読書への意欲も高まったように思います。
日常生活の何気ないことにはドラマがあって、そのことに気づくことができる感性を大切にしていきたいと思います。
今日は、図書館支援員さんの「読み聞かせ」から、たくさんの「学び」を深めることができました。
本当にありがとうございました。
今日は、興居島伝統の「船踊り」がありました。あいにくの雨模様でしたが、船越和気比売神社(ふなこしわけひめじんじゃ)の神事に始まり、地域の皆さんによる「船踊り」が奉納されました。演目は「伊豫水軍」です。水軍と海賊とのやりとりや戦いが描かれました。

太鼓のリズムに合わせて演じられる様子は、コミカルな場面やダイナミック場面があり、勇壮でした。また、演者さんが見栄を切ったときには、客席から大きな声が掛かっていました。小中学生の演者もとてもすばらしい演技を見せてくれました!
なんといっても衣装がカラフルで、演じられる世界に引き込まれました。傘をさして見ていた観客の皆さんも大喜びでした。
「船踊り」のあと、興居島中学校の生徒が「水軍太鼓」を披露しました。

雨のため、太鼓にカバーをかけての演奏でしたが、たくさんの皆さんに見ていただき、とてもうれしい時間となりました。地域の方にご指導をいただきながら、これまで練習を続けてきてよかったなぁと思わされた演奏になりました。
船越和気比売神社(ふなこしわけひめじんじゃ)の神事やそれにまつわる伝統芸能が興居島に受け継がれてきたことを考えると、本当に歴史を感じます。また、地域の皆さんとのつながりがとても大切であることに気づかされましたし、いつも温かくご支援いただいていることに感謝でいっぱいです。
このような文化にかかわらせていただいていることを誇りに思います。これからも興居島のすばらしさを伝えていきたいと思います。

小学3・4年生は、総合的な学習の時間で福祉について学んでいます。今回は、高齢者や障がいのある方の気持ちを理解することを目的に、介護体験を行いました。

まず、老化に伴う体の変化や体を自由に動かせなくなった際に使う道具についてお話を伺いました。杖や歩行器の使い方、体の半分が不自由になったことを想定した補助の仕方を学び、実際に体験しました。声を掛けながら優しく歩く姿が見られるなど、思いやりある行動が自然と生まれていました。

次に、車椅子の体験を行いました。基本的な乗り降りの方法、進め方や曲がり方、ブレーキや足・腕の位置に気を付ける大切さを知った後、実際にコースを通って操作を練習しました。介護する側・される側の両方を体験し、相手に寄り添った関わりの大切さを実感することができました。
今回の体験を通して、福祉に関する理解を深めるとともに、相手の立場を考えて行動することの大切さを学びました。今後の学習にもつなげていきたいと思います。
中学生は、昼休みに「水軍太鼓」の練習をしました。10月4日(土)の本番に向けて熱心に取り組んでいます。

「船踊り」は船越和気比売神社(ふなこしわけひめじんじゃ)の秋の祭礼に演じられる芸能です。
今日は、地域の皆さんが「船踊り」の海上の舞台を準備されているところを見学に行きました。

このような舞台で「水軍太鼓」を演奏させていただくのは、本当に貴重な体験になります。
緊張感が増してきたような気がします。本番は、奉納にふさわしい、勇壮な演奏となるよう、頑張りたいと思います。
<和気姫様>のお話について紹介します。
昔、興居島の漁師で「和気五郎太夫」という人がいました。
「和気五郎太夫」は毎日船で漁をしていたのですが、ある日、見慣れない「つぼ」が波間をゆらりゆらり漂いながら船に近づいてきました。
「つぼ」を船に引き上げて中を覗いてみると、12歳ぐらいのかわいらしい女の子が入っていたのです。
子どものいなかった「和気五郎太夫」は、自分の娘として大事に大事に育てました。
美しい娘であったので、<和気姫>と呼ばれるようになりました。
やがて<和気姫>は、伊予の豪族の男性と結婚して、三人の男子を産んだといいます。
第三子の小千御子(おちみこ)の母が住んでいた島ということで、母子島(ぼごしま)と呼ばれていましたが、江戸時代から、興居島と呼ばれ
るようになったといいます。
現在、中学校1・2年生は、新人戦に向けて、部活動に熱心に取り組んでいます。放課後には、体育館から元気な声が聞こえてきます。3年生は、学習相談の時間を生かして学習に取り組んでいます。昼間はまだまだ暑いですが、朝夕が過ごしやすくなりました。山からはコオロギや鈴虫の音が聞こえてきますし、ツバメの雛たちは、しきりに飛ぶ練習を繰り返しています。季節は確実に進んでいるようです。秋を感じながら、それぞれの目標に向かって、日々を充実させましょう。
本校では、4年生から6年生までの児童が委員会活動に取り組んでいます。今回は、その様子をご紹介します。

まず運営委員会は、来週に迫った小中合同壮行会に向けて応援練習を一生懸命進めながら、内容の最終確認も行っています。給食・広報委員会は掲示物作成や放送原稿の確認に取り組んでいます。保健・福祉委員会は「メディアとの正しい向き合い方」をテーマにしたプロジェクトをスタートさせました。飼育・栽培委員会は、過去に亡くなったウサギのお墓が劣化してきたため、新しいお墓を作る計画を立てて現在作成中です。
それぞれの委員会が上級生として、学校生活をよりよくし、学校行事を円滑に進めるために準備を進めています。みんなのおかげで楽しく安全な学校生活が成り立っています。4~6年生、いつもありがとう!
今日の昼休みは、「水軍太鼓」の練習を行いました。
今日は、締め太鼓のリズムがそろうように確認しました。お互いに声を掛け合って修正する様子がうかがえました。
先生からも細かな指示が出て、締め太鼓を担当する生徒は良い「ばちさばき」ができているか、振り返りをしました。

全体での演奏になると、迫力も出てきました。掛け声もしっかりしてきました。
太鼓のリズムに合わせて体も動いている生徒もおり、雰囲気に勢いが出てきています。

10月4日の本番に向け、もう一息頑張って、よりよくしていきたいと思います。
一打一音を大切にしていきます!